ミャンマーの最低賃金は、2018年に全国一律日給MMK4,800に引き上げられた後、コロナ、クーデターを経て経済が低迷するなか、そのまま公式には変更されずに来ています。
ただし、2023年10月の通達で、同月から労働者に対しては、原則として日給MMK1,000の特別手当を支給しなければならないというルールができました。これにより、実質的には日給MMK5,800という金額に変更されています。
今回、2024年8月から、公務員に限定して、同様に日給MMK1,000の特別手当を支給するという通達が計画財務省より出されました。これにより、公務員の日給は実質MMK6,800に達したことになります。
MMKの相対的な為替の下落とMMK建てでみた場合の物価の高騰により、生活必要経費は2018年と比べても2倍~3倍に膨れ上がっており、多くの業種ではすでに自主的に最低賃金に関らず給与水準を引き上げていますが、一部の地域では名目上の最低賃金は飽くまで日給MMK5,800としているところもありました。
今回の通達により影響を受けるのは原則公務員だけですが、その日給が2024年8月以降MMK6,800となることを受けて、各社がどのような対応を取るか、余談を許しません。