今回は、個人所得税確定申告書の見方と2020年度の手続きにおける留意点についてお話をさせていただきます。
① 個人所得税確定申告書の見方
個人所得税の確定申告書のファイルは、
1. DECLARAÇÃO DE AJUSTE ANNUAL (9ページ)
2. RECIBO DE ENTREGA DA DECLARAÇÃO DE AJUSTE ANNUAL (2ページ)
の2種類がございます。
(追徴課税金が発生する場合は、税金の納付書が別途作成します。)
特に1つ目のファイルDECLARAÇÃO DE AJUSTE ANNUALの8ページ目には、該当年度の所得(国内・国外)、月次納付をしている個人所得税分、ならびに最終的な個人所得税の金額を踏まえて、追徴課税あるいは還付金があるのかを確認することができます。
記載はポルトガル語のみとなりますが、下記に、重要な情報をポルトガル語・日本語で併記しましたものを記載いたします。
なお、一例として、金額も記載しておりますのでご参考までにご確認いただけると幸いです。(簡易申告の方法をとった場合の確定申告となります。)

② 2020年度の手続きにおける留意点
通常、毎年4月30日が期日の個人所得税の確定申告ですが、今年は1か月後の5月31日まで申告の期日延長となりました。昨年も新型コロナウイルスの影響を受け、4月30日期日が6月30日期日となったこともあり、今年も新型コロナウイルスの影響が出ていると考えられます。
https://www.gov.br/receitafederal/pt-br/assuntos/orientacao-tributaria/declaracoes-e-demonstrativos/dirpf/carne-leao/novidades-sobre-o-carne-leao
期限は延長されておりますが、還付のスケジュール変更はございません。特に税金を多く払っており、還付が発生する場合は、可能な限り早く確定申告のお手続きをすることをお勧めいたします。
なお、還付を受ける場合、支払いの口座は対象となる本人の口座にのみ受取ることができます。
企業の中には、会社負担で会社の口座から支払うケースがございますが、還付については本人の口座のみとなりますので、帰任後還付の可能性がある場合は口座の解約は還付後行うのが良いでしょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。