バングラデシュでは、退職金の支給義務があるため退職金引当金を計上しているケースがあります。
(退職金の具体的な規則は労務Q&A参照)
税法上、退職金はGratuity Fundと呼ばれており、税務署より承認されている必要があります。承認された退職金をApproved Gratuity Fundと呼びます。
承認されていない場合、会社と社員の両社にとってメリットがないため、税務署へ申請して承認を取るのが良いです。
会社⇒承認されていないGratuity Fundは損金不算入扱いとされて、27.5%が課税されるリスクがあります。(税率は2023年2月時点適用)
社員⇒承認されていない退職金(Gratuity)は課税所得として扱われて、その分個人所得税が高くなるリスクがあります。
法律上、損金不算入となると記載されているものの実際に運用が徹底されていないこともありましたが、
現時点で、政府が承認を取るように促し始めているため退職金引当金を計上する際には承認を取るのがいいと言えます。
<参照> 所得税法第30条 d
所得税法 Sixth Schedule Part A 20