2022年10月25日、中国人民銀行 及び 国家外貨管理局により、
「《中国人民银行 国家外汇管理局关于调整跨境融资宏观审慎调节参数的通知》(银发〔2022〕238号)」
(クロスボーダー融資のマクロプルーデンス政策因数の調整に関する通達)が発表されました。
マクロプルーデンス計算式:借入枠=純資産額×2×政策因数-リスク計算加重数値
※上記の政策因数が本通達により「2.5」に変更となっております。
・メリット:利益が続いている状態であれば、借入枠増加により、多額の借入が可能。
・デメリット:経営状況が悪化すると借入枠が減り、また政策により影響がでる。
■銀発〔2022〕238号
・「マクロプルーデンス管理」モデルを採用している企業は、外債枠が純資産の2倍から2.5倍に拡大
・「投注差」モデルによる外債枠は変更なし
本通達により、企業の「マクロプルーデンス管理」モデルにおけるマクロプルーデンス政策因数が"1.00"から"1.25"に引き上げられ、
「マクロプルーデンス管理」モデルを採用して外債調達を行う企業は、クロスボーダー融資リスク加重残高上限(外債枠)が純資産の2倍から2.5倍に拡大されることとなりました。
中国人民銀行と国家外貨管理局は、現状のマクロ経済・国際収支状況を踏まえ、
マクロプルーデンス政策因数の引き上げを通じて、「マクロプルーデンス管理」モデルを通じて外債枠を拡大し、
コロナウイルスなどの外部要因等により キャッシュフローが悪化した企業に対して、更なる資金調達の余地を与えた形となります。
※本通達は通達日より発効となります。