今回はタイの登記や定時株主総会などの手続きなどでよく耳にする、DBDとは何かを紹介したいと思います。
DBD(Department of Business Development/事業開発局)は、タイ商務省の下部機関で、会社設立・定款変更・資本金増資・財務諸表の提出といった、
企業に関わる登記業務を所管する役所です。いわば「会社登記の専門窓口」であり、日本でいう法務局のような役割を担います。
DBDと並んで企業が関わる主要機関には、RD(Revenue Department/歳入庁)とSSO(Social Security Office/社会保障事務所)があります。
RDは法人税・VAT・源泉税などの税務関連の申告や納付を管理しており、SSOは従業員の社会保険加入や毎月の保険料納付を管轄します。
企業運営にあたっては、これら複数の機関と並行して手続きを行う必要があるため、
それぞれの役割と担当範囲を正しく把握しておくことが重要です。
特にDBDへの財務諸表提出と、RDへの年次法人税申告(PND50)は連動して扱われるため、提出期限や整合性にも注意が必要です。
参考までに、タイにおける省庁と実務機関の関係一覧図を簡単にまとめてみました。

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