1986年の第6回党大会にて採択された市場経済システムの導入と対外開放化を柱としたドイモイ(刷新)路線を継続、構造改革や国際競争力強化に取り組んでいます。
ドイモイ政策とは社会主義路線の見直し、重工優先から軽工業優先への転換、市場経済の導入(国営以外の企業や私有財産の是認)等からなり、この政策により経済は大きく発展することとなります。
一方で1989年のカンボジアからの撤退により国際的な孤立の要因がなくなったことや1991年に最大の貿易相手国であったソ連が崩壊したことでベトナムは全方位外交路線を歩むことになります。
それまで敵対していた中国、フランス、アメリカ等の国とも国交を正常化させ、1995年にはASEANへ加盟、2007年にはWTOへの加盟、2008年に国連安全保障理事会の非常任理事国入り、2010年にASEAN議長国就任など、アジア太平洋地域や国際社会の関係強化に非常に意欲的です。