マレーシアへの外国直接投資(FDI)は、前年の324億リンギに対し、2020年には146億リンギの純流入を記録しましたが、パンデミックの影響による世界経済の不確実性の影響もあり、54.9%の減少となりました。FDIの減少は、株式や投資ファンドの株式数の減少と、海外の関連会社への貸付金の増加に牽引されたものです。ポジション的には、FDIは2020年末時点で6,988億リンギットに拡大しました(2019年:6,878億リンギット)。
DOSMレポートの2020年版によると、2020年のFDIフローに貢献したのはサービス業と製造業で、鉱業・採石業がそれに続きます。サービス業への投資は、特に金融・公益事業への投資が多く、製造業への投資は、主に電気・輸送機器・その他の製造業への投資が多くみられました。FDIフローの主な国は、シンガポール、タイ、中国でした。
一方、外国直接投資(FDI)の流れは、健康活動において日本からの株式注入が増えたことにより、前年の307億RMに対し、2019年は324億RMと3.1%増加して拡大しました。ポジション別に見ると、FDIは2019年12月末時点で6,878億リンギットに急増しました(2018年:6,397億リンギット)。一方、投資収益は2018年の602億RMから587億RMに減少しました。
FDIの流れは主にサービス業に集中しており、特に医療、不動産、金融活動に集中しています。製造業は2番目に多く、主に石油精製品や電気・電子製品などの債券や株式の形で、鉱業・採石業がそれに続きました。2019年のFDIフローの国別の主な貢献者は、日本、香港、オランダでした。