定年退職規定について
  
Topic : Labor
Country : Turkey

今回は定年退職規定についてお伝え致します。

 

トルコでは一般的に、就業規則や雇用契約書にて定年退職年齢は設定しません。

 

その理由は主に二点あります。一点目は、日本と異なり法律で退職年齢が決められているわけではないことが挙げられます。二点目は、トルコでは年金受給年齢が明確に定められていないことが挙げられます。トルコの年金受給開始年齢は、社会保険の被保険者として労働を行った合計日数が一定の日数を超えた場合に年金受給が可能となる為、従業員の方の入社時期や勤続年数により年金受給開始のタイミングが異なります。

 

つきましては、就業規則や雇用契約書にて定年退職年齢の設定を行うことは避けた方が望ましいと存じます。もし、就業規則や雇用契約書にて定年退職年齢の設定を行った場合、従業員の方によっては一定年齢に達した時点で企業側から一方的に退職を促されたとして、労働裁判事由になるリスクが考えられます。

 

※トルコの年金受給資格について

トルコの労働法では7,200日(7,200日=20年ですが、トルコの社会保険は1年を360日として計算します)社会保険の被保険者として労働した場合、年金が支給されます。しかしながら、7,200日労働した場合でも一定年齢に達していない場合は年金が受給できません。

下記、最低受給開始年齢の一覧表です。

7,200日満了予定日 最低受給年齢
女性 男性
2008年5月1日-2035年12月31日 58 60
2036年1月1日-2037年12月31日 59 61
2038年1月1日-2039年12月31日 60 62
2040年1月1日-2041年12月31日 61 63
2042年1月1日-2043年12月31日 62 64
2044年1月1日-2045年12月31日 63 65
2046年1月1日-2047年12月31日 64 65
2048年1月1日- 65 65

 

【参照サイト】

What are conditions for entitlement to old age pension in accordance with the new Social Sec. Law

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

Creater : Yumi Miura